「もしかしたら、妊娠しているかもしれない」と思いはじめるのは、ほとんどの場合、月経の遅れが原因だと思います。
また、妊活をしている人であれば、もっと前から妊娠したかどうかを気にして、「妊娠したかな?」「赤ちゃんはお腹にいるのかな?」なんて、どきどきわくわくしているのではないでしょうか。
妊娠した時には、どんな身体の変化が起こるのでしょうか?
妊娠を見逃さないように、そのサインを日頃からチェックしておきましょう。
目次
妊娠超初期とは
妊娠4〜5週ごろから、産婦人科で妊娠が確定するまでの期間を一般に「妊娠超初期」と呼びます。
※「妊娠超初期」という言葉は医学用語ではありません
注意したいのは、妊娠0週〜2週までは排卵日前となるので、まだ妊娠していない時期となります。
妊娠4週は、だいたい生理予定日からその後1週間くらいの期間です。
症状や時期には個人差がありますが、このくらいの時期から妊娠の初期症状が現れることがあります。
まったく症状が現れない人もいるようですが、妊娠のサインを見逃さないように、勉強しておきましょう!
妊娠超初期のサイン
月経の遅れ
生理周期が規則正しい人の場合、生理予定日より1週間以上遅れた場合に妊娠の可能性があります。
そうはいっても、ストレスや環境の変化によって、生理が遅れることはよくあります。
また、生理不順の人は、なかなか妊娠に気がつきづらいかもしれません。
生理不順の場合は、早めに婦人科にいっておきましょう。
他のサインと複合的に考えて、妊娠していそうだった場合には、妊娠検査薬を使ってみましょう。
身体が何かおかしいな、と思ったら、病気の可能性もありますので、早めに婦人科にかかりましょう。
基礎体温の変化
みなさんは基礎体温を図っていますか?
生理がはじまると体温が下がり、排卵のタイミングで体温が上がります。
妊娠していない場合は、体温が高いのは2週間程度なのですが、それが3週間続いた場合には妊娠している可能性があります。
また、体温が高くなる高温期の最中に、2段階で体温が上がる事があるようです(福さん式)
生理が来てしまった場合には、妊娠していない可能性が高いです。もし、何か気になることがあるようでしたら、婦人科に相談することをオススメします。
妊活をしたいという人は、まず基礎体温を図るところからはじめましょう!
乳房が張ったり、乳首が大きくなる
プロゲステロンというホルモンの影響で、乳房が張る人もいます。
また、乳首が乳首が大きく、濃くなる人もいます。
胸の痛みがひどい場合には、あまり締め付けない下着を身につけるようにしましょう。
眠気が続く
プロゲステロンというホルモンの影響で、眠くなることがあります。
妊娠初期の眠気は、眠りつわりともいわれ言われています。
家事をしている人は眠いときは無理をしないで、ちょっと睡眠をとりましょう。
働いている人は特に日中眠いのはつらいですよね。
仕事がが終わって家に帰ってからは、アロマをたいたり、お風呂にゆっくりつかったり、ストレッチをしたり。
夜しっかり眠れるような環境を心がけましょう。
眠気を取るためにコーヒーを飲む人もいるかと思います。
妊娠している人には、カフェインはあまりおすすめできません。
まったく飲まないとストレスを感じてしまう人は、2杯程度に抑えるようにしましょう。
吐き気がする
つわりの症状のひとつです。
イライラする
ホルモンバランスの変化により、イライラする事があります。
トイレが近くなる
症状として、トイレが近くなって、いつもの2倍くらいトイレに行く回数が増えることがあります。
妊娠によって、子宮は少しずつ大きくなっていきます。
子宮のすぐ前にある膀胱(ぼうこう)は、大きくなった子宮に圧迫されていきます。
その圧迫によって、膀胱が尿を溜められる量が少なくなってしまい、これがトイレに行く回数をふやす原因となります。
おりものが増える
おりものの量が増えることがあります。
肌が荒れる
ホルモンバランスの変化により、肌が荒れる人がいます。
着床出血がある
妊娠しているのに、出血することがあります。
この出血は、受精卵が着床するときの影響で生じます。
着床出血とは造語で、医学用語では月経様出血といいます。
ちょうど生理周期の周辺で起こるため、なかなか生理と見分けをつけることが難しいです。
とはいえ、出血量が少量であることが多く、だいたい1~2%くらいの人しか気がつかないようです。
しかし、出血するということで、実際には妊娠しているのに、妊娠に気づくのが遅れてしまうことがありますので、気をつけましょう。
いつもとちがう出血量であったり、強い腹痛があったり。
「なにかいつもと違うな」と感じたら、流産の前触れの可能性もありますので、病院へいくようにしましょう。
妊娠のサインは人によって違う
妊娠のサインは人によって異なります。
例えば、吐き気やむかつきは、感じない人はまったく感じません。
では、何をもとに妊娠を判定すれば良いのでしょうか?
まずは、生理の周期が遅れていないか。
次に基礎体温で高温期(体温が高い時期)がずっと続いていないか。
その次に他の症状はないかを考えてみましょう。
妊娠しているかもと思ったら
まずは妊娠検査薬を買って、試してみましょう!